Advent
アドベントはクリスマスの4週間前の日曜日に始まります。毎週ろうそくを1本ずつともします。キリスト教でなくとも、この時期は世界のいろいろなところで似たようなお祝いの仕方をしています。アドベントは自分自身の内的な光をあたたかさを感じるときでもあります。
アドベントはラテン語からの派生語で“来る”という意味があり、クリスマスからさかのぼった4週間を指します。キリスト教の伝統ではこの4週間の毎日曜日にキリストの生誕を祝いろうそくをともします。学校でも要所、要所に4本のろうそくが立てられたアドベントリースが置かれ、一週間ごとにろうそくに火がともされます。
しかし、キリスト教徒だけではなく、アドベントはもっと幅の広い意味も持っています。ヨーロッパやアジア、古代エジプトでは冬のsolsticeとして祝う習慣があります。
(Solstice とは年に2回、太陽が最も高い位置に(または低い位置に)来ること)
また、内的には、人間の魂の光や温かさなど、内なる自分に意識を向ける時期であるとされています。子供たちにとっては特に明るい期待や喜びに満ち溢れた時期になります。
このアドベントの時期(12月6日)に子供たちのもとにはセイント・ニコラウスがやってきます。子供たちは前日の夜、ドアのところに靴を並べます。その靴の中にセイント・ニコラウスが一年間良い行いをした子供たちに小さな贈り物を靴の中に入れてくれるのです。セイント・ニコラウスにはいつもいたずら好きな妖精ルパートがついていて、特に悪い子供たちにはこのルパートから墨や木の枝などの贈り物が入っています。
ホノルルヴァルドルフスクールでは12月5日にセイント・ニコラウスが幼稚園から8年生までの各教室を回りました。学年によっては一人、一人にそっとメッセージをささやいていきます。それは、励ましの言葉であったり、より良い生活を送るためのアドバイスであったり、ときにはお叱りの言葉であったりします。
7,8年生であっても、普段言われている言葉を改めてセイント・ニコラウスから聞くのは新鮮であり、心に響くようで、半信半疑のような、でも神妙な顔で聞いていたのが印象的でした。
しかし・・・
この日も相変わらず良いお天気でした。
中庭のプルメリアは甘い香りをはなっています・・・
by naoko-ohana
| 2008-12-14 07:31
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